借りたくないのに借りてしまう、返す当てもないのに借りてしまう、借りては返す、返しては借りるの繰り返しで常に借金を抱えている独身女性が増えています。借りたくないなら借りなければいいだけなのですが、たったそれだけのことができない人が増えているのです。返しきれずに借金を重ねてしまう独身女性にはある特徴があります。
まずは買い物依存やギャンブル依存などの何かに依存してしまっている人です。買い物をすることでしかストレスを発散できない人や負け続けてもギャンブルがやめられない人などです。何かに依存してしまうとそれをやめることができず、依存しているもののために借金を繰り返してしまうのです。周りに相談できる家族や友人がいない人のように、人間関係をあまり上手に築けない人は人間以外のもの、または人間でもアイドルやホストのような偶像に依存してしまうことがあります。依存で借金をしてしまう人が借金を解消するにはまず誰かに相談して、依存を断ち切ることが必要となります。相談できる人の存在そのものが依存を断ち切ってくれることもあるでしょうし、その人が病院や弁護士などのよりきちんとした場所を勧めてくれるかもしれません。自分一人ではなかなか一歩を踏み出せないかもしれませんが、誰かに話を聞いてもらうことから始めてみましょう。
次に無計画な人も借金を増やしてしまう危険があります。何事も完璧に計画的に進められる人はそうはいませんが、お金のことに関しては無計画なままでいてはいけません。すでに借金があるのに、後のことを何も考えずにまた借金してしまったり、ボーナス月に返済額を増やす計画をたてているのに、クレジットカードでボーナス一括で買い物してしまったりを積み重ねていけば、借金の額は大変なことになってしまいます。お金を計画的に利用するのが苦手な人は家計簿をつけて自分のお金の流れを把握しやすくしてみましょう。家計簿をつけるのって面倒だと思ってしまうかもしれませんが、最近はスマートフォンのアプリでレシートの写真を撮るだけで記録できるとか、誰でも続けられそうな家計簿アプリも増えています。家計簿が習慣になったら、次はお給料が入ったときに使い道ごとにお金を分けてしまいましょう。借金返済用、光熱費、食費、交際費などに最初からわけておくと計画的にお金を使うことができます。それにも慣れたら貯金に回す分も作って、無計画卒業です。
最後に我慢できない上に楽観的な人も借金を繰り返してしまうことがあります。欲しいもの、食べたいもの、行きたい場所などがあるとお金がなくても我慢できず、さらに借金すればいいや、返済はあとから節約すればなんとかなるだろうと考えて借金をしてしまう人がいます。そういう人はあとからの節約もできません。ちょっと節約すると少し頑張ったからたまには息抜きしてもいいだろうと自分を甘やかしてしまうからです。そういう人は返済シミュレーションを使ってみましょう。ただ漠然と大丈夫だろうと借入してしまう前に、返済シミュレーションでこれ以上借りたら毎月の返済がいくらになって、長期間返済を続けなくてはいけないということを数字で見るのが大切です。